国際ロータリー第2720地区 熊本・大分

ガバナーについて-メッセージ・プロフィール

地区スローガンと具体的な取組み

ガバナー 硯川 昭一(すずりかわ しょういち)

地区スローガン

「ロータリーは無限の可能性:
情熱で夢を未来に届けよう」
~今こそ心ひとつに!WITHロータリー~

ホルガー・クナーク会長エレクトは、次期地区ガバナーに向けて、2020~21年度会長テーマ「ロータリーは機会の扉を開く」を発表されました。

“ロータリークラブに入会するというのは、ただ、それだけでなく無限の可能性の機会への招待を受けたことになります。ロータリーはポリオ根絶のように大規模で歴史的なプロジェクトから、地域社会でのささやかなプロジェクトや1本の植樹まで、奉仕する機会の扉を開いてくれます”
“ロータリーは、ロータリアンがリーダーシップを強化する機会を作り、奉仕の理念を行動へと移す機会を作り、生涯続く友情の絆を築く機会を与え、さらに支援を必要とする人々の生活を向上する活動を行うようロータリアンを喚起し、会員自身や受益者の人々の人生をより豊かにするための道をひらくのがロータリーである”と力説されました。
このテーマは正しく、ロータリーのビジョン声明
「私たちは、世界で、地域で、そして自分自身の中で、持続可能な良い変化を生むために、人々が手を取り合って行動する世界を目指しています」を具体化しています。
瀧ガバナーの「大海へ漕ぎ出そう」を受けて、その先にきっとある、ロータリーの「無限の可能性」を共に探しに行こうではありませんか。

さて、このホルガー・クナーク会長テーマのシンボルマークのロゴの色に注目してみましょう。気づかれましたか?真ん中の色はまさにロータリーゴールドであり、右側はロイヤルブルー、そして左側はクランベリーレッドという組み合わせになっています。このクランベリーレッドはローターアクトのロゴのカラー、ロイヤルブルーはインターアクトのロゴのカラーなのです。ホルガー・クナーク会長エレクトはこの扉に、「多くの若者への扉も用意してある」はもちろん、様々な奉仕活動を求める地域社会のすべての人々へのメッセージを伝えようとしたに違いありません(カラーの意図についての正式な発表はありません)
その発想を広げると、日本で慣れ親しまれているのは、ドラえもんの「どこでもドア」です。行きたいところに行ける。求められるところに行ける。そしてみんなの夢が実現でき、幸せになれる、という事です。

さて、このビジョン声明を達成するために、今後5年間の活動を方向づける4つの優先事項(行動計画)が決められています。
「より大きなインパクトをもたらす」「参加者の基盤を広げる」「参加者の積極的なかかわりを促す」「適応力を高める」です。これらはいずれも、会員一人一人の圧倒的な「情熱」が不可欠であり、それによって達成可能となります。

ホルガー・クナーク会長は、我々ロータリアンに4つの約束を求めてきました。

1つ目がそれぞれのクラブでより革新的な、斬新的な新しい形態・多様性・柔軟性のあるクラブの提案の発想を広げることです。例えば、衛星クラブです。

2つ目が単なる数字の設定ではない、増強の目標です。入会者にとっても、また受け入れる側にとってもお互い幸せになれる環境を作り上げることです。それが会員維持にも繋がります。
特に女性リーダーの増強を求められています。もっとも、今年の国際協議会本会議で、壇上で語った熱烈なスピーカーは半数が女性でした。1989年から国際ロータリーは女性会員を受け入れたわけですが、今や日本も女性会員の持つ柔軟性・協調性を認め、世界標準を受け入れるべきだと思います。

3つ目が各クラブにおいて5年後の夢を語り、その具体的な行動計画を考える戦略委員会を設けることです。

最後の4つ目は、もちろん、未来の子供たちと約束したポリオの根絶です。
ポリオが収束したならば、将来、今の子供たちが負担するであろう莫大な医療費用もなくなります。あと少しですが、そこには、まだまだ大きな壁があります。ゲイツ・メリンダ財団もその意義を認め、3年間の延長が決定しました。
しかし、今回のコロナ禍により、多くの医療従事者がワクチン投与を行えない実情があります。
ロータリーが残す軌跡は偉大です。ともにその1ページを飾って行きましょう。

以上の想いを込め、
「ロータリーは無限の可能性:情熱で夢を未来に届けよう」が生まれました!

氏 名
硯川 昭一(すずりかわ しょういち)
所属クラブ
熊本江南ロータリークラブ
職業分類
建設設計
生年月
1957年3月
勤務先
㈱硯川設計 代表取締役 社長
ロータリー歴
1989年8月
熊本江南ロータリークラブ入会
2012年7月~2013年6月
熊本江南ロータリークラブ 会長
2009年7月~2011年6月
ロータリー財団委員会委員
2014年7月~2015年6月
職業奉仕委員会委員
2015年7月~2016年6月
職業奉仕委員会・副委員長
2016年7月~
会員増強部門・部門長
プロフィール
1957年3月
熊本市で誕生
1975年3月
熊本県立熊本高校卒業
1979年3月
東京理科大学 理工学部建築科卒業
1979年4月
丹下健三・都市・建築設計研究所入社
1981年4月
福永設計事務所入社
1985年4月
(株)硯川設計設立、同時に代表取締役就任
現在に至る
その他経歴
1991年~ 
(株)CMI取締役副社長
2012年~
(社)かっぱ福祉会評議員
2016年~  
(株)学研ホールディングス上席アドバイザー
個人寄付状況
ロータリー財団メジャードナー(レベル2)
米山功労者マルチプル
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